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忠孝橋連絡道路、16年にも撤去へ


ニュース 社会 作成日:2012年3月26日_記事番号:T00036143

忠孝橋連絡道路、16年にも撤去へ

 台北市は、台北駅周辺道路の交通需要の高まりと、一級古跡の北門「承恩門」の景観整備のため、淡水河に架かる忠孝橋(新北市三重区~台北市忠孝西路)への連絡道路1.5キロメートルを撤去する方針を固め、来月にも決定する。正式決定となれば、2016年の春節(旧正月)連休期間中に取り壊す予定だ。26日付聯合報が報じた。

 連絡道があるため、北門周辺は動線が複雑で、通行人も迂回(うかい)する必要があるなど交通に支障を来している。また、北門のすぐそばを陸橋が通る景観には以前より多くの異論が出ていた。

 台北市交通管制工程処は、今後、桃園捷運機場線(空港MRT)開通によりますます台北駅周辺の交通需要が高まり、連絡道路の撤去を行わない場合、自動車の現在の平均通行時速、22.7キロメートルが13.3キロメートルへと悪化するため、これ以上の交通まひを防ぐためにも撤去は必要と説明した。

 また、北門南側の道路を北へ移し、北門周辺の土地を拡大、広場を作り景観を整備する計画も出ている。