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1~2月の民間重大投資、1割以上の大幅成長


ニュース その他分野 作成日:2012年3月26日_記事番号:T00036145

1~2月の民間重大投資、1割以上の大幅成長

 経済部工業局の1~2月統計によると、民間企業による2億台湾元以上の「重大投資」案件は273件に上り、合計投資額は前年同期比10.93%増で1,283億元(約3,600億円)だった。年間目標の1兆1,000億元に対する達成率は11.66%だった。24日付工商時報などが報じた。

 業界別では、通常は投資額が最も多い電子・情報が200億元で、▽金属・機電、534億元▽民生・化学工業、357億元──を下回った。経済部工業局は、昨年第4四半期は世界景気が悪く、科学技術関連の工場への投資が伸び悩んだためと分析し、景気回復に伴い投資も増えると予測した。

 2月の最も投資額が大きい案件は、統一企業(ユニプレジデント)の台南での食品飲料生産ライン拡張で100億元を超える計画だ。次いで、聯華電子(UMC)の設備更新が100億元近い。台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は新竹県のグリーンエネルギー産業園区「国際緑能智慧園区」に50億~100億元を投じる予定だ。