ニュース 農林水産 作成日:2012年3月26日_記事番号:T00036149
H5N2型の鳥インフルエンザが北部にも拡大した。新北市政府は23日、今月6日に同市三重福徳市場で5羽のニワトリを調査したところ、1羽からH5N2型鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。同市場では不法に屠殺(とさつ)を行っており、1日に3万〜4万羽のニワトリが中南部から輸送され、約2万羽が大台北地区(台北市、新北市、基隆市)に出回っていたという。24日蘋果日報などが報じた。

三重福徳市場では、専用の車両を出して消毒を行った(23日=中央社)
現在同市場では屠殺を行っておらず、今後周辺に正規屠殺場が設置される予定だ。
同市農業局によると、当時200羽ほどのニワトリが販売され、市民の口に入ったとみられる。なお福徳市場では、感染発覚後に販売停止および市場の消毒が行われ、現在では通常通り営業を再開している。
また、宜蘭市のアヒル農場でも13日に感染が疑いが出て、現在検査を行っており、移動制限が設けられている。ただ、感染の疑いのある300羽が既に販売されている。
行政院農業委員会(農委会)動植物防疫検疫局の黄国青副局長は、低病原性であり過度の不安は不要と強調、両市の件では観測を続けているが、鳥インフルの拡散とは言えないと説明した。
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