ニュース 金融 作成日:2012年3月26日_記事番号:T00036150
富邦金融控股は23日、新株とグローバル預託証券(GDR)の発行により、400億台湾元(約1,100億円)の増資を実施すると発表した。増資の目的をめぐっては、同社が大衆商業銀行の買収を目指しているのではないかとの観測が出ている。24日付工商時報が伝えた。
龔天行総経理は「定時株主総会で毎年、一定額の増資を決定し、経営陣が業務拡張に向けた準備を進められるようにしている」と説明したが、大衆銀買収説についてはコメントを避けた。
大衆銀の経営譲渡先をめぐっては、富邦金控が最有力視されており、買収条件について、大衆銀2株につき富邦金控1株の株式交換という観測も出ている。
龔総経理は先週の業績説明会で、支店網が台北周辺に集中している点を挙げ、中南部への支店開設に意欲を示している。
大衆銀の株主構成は、米投資ファンドのカーライル・グループが36%、創業者一族の陳氏系が24%、柯氏系が13%となっている。
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