ニュース 商業・サービス 作成日:2012年3月26日_記事番号:T00036152
経済部統計処が23日発表した2月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前月比1.85%減、前年同月比6.33%増の1兆1,051億台湾元(約3兆円)で、前年同期比では3カ月連続のマイナス成長から脱した。ただ春節(旧正月)が昨年は2月、今年は1月だったため、1~2月合計で見ると2兆2,310億元で、前年同期比1.02%減だった。24日付工商時報などが報じた。

小売業の2月売上高は、前月比14.46%減、前年同月比2.97%増の2,891億元。前年同月比で伸び率が最も高かったのは、自動車・二輪車および関連部品(22.08%)。黄吉実・経済部統計長は、多くの自動車メーカーが新車を投入したことで、消費者の購買意欲が刺激されたと指摘した。次に高かったのはインターネット販売やテレビショッピングなどの無店舗販売(10.87%)だった。
卸売業の2月売上高は前月比4.24%増、前年同月比7.96%増の7,851億元で、同じく自動車・二輪車および関連部品(前年同月比18.13%増)のほか、▽燃料、26.19%▽家庭用器具、19.34%──などの伸びが目立った。
一方、飲食業の2月売上高は前月比11.25%減、前年同月比1.40%減の309億元でマイナス成長だった。黄統計長は、春節が過ぎ、結婚したカップルの数が減ったことなどを理由に挙げた。
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