ニュース 機械 作成日:2012年3月26日_記事番号:T00036158
工作機械メーカー、滝沢鉄工所(本社・岡山市、近藤安正社長)の台湾子会社、台湾滝沢科技は23日、桃園県楊梅市に建設した台湾で2カ所目となる新工場の完成式典を開催した。同工場への投資額は5億台湾元(約14億円)で、敷地面積は2万平方メートル。生産能力は桃園県平鎮工場を50%上回る。24日付経済日報が報じた。
戴雲錦・同社総経理は、「新工場の設置により大型の平行、立形旋盤、複合加工機、プリント基板(PCB)穴あけ加工機などの開発に十分な環境が整った。今後は滝澤鉄工所と生産・販売業務での統合を進め、受注を拡大する」と述べた。
戴総経理によると、同社は今年さらに4,000万元を投じて生産設備を導入、鋼管の大型製錬設備、建設用機械、航空宇宙産業、風力発電設備などに運用できる大型旋盤や複合型旋盤など、粗利益率の高い製品の研究開発(R&D)を行う。また、中国の建設市場を好感し、滝澤鉄工所と共同で中国にショールームと販売拠点を設置、中国市場開拓に注力する。まずは4月に大型建設用機械の出荷を予定している。
証券会社は同社の今年の見通しについて、新製品の販売により売上高が5%増加すると予測している。
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