ニュース 電子 作成日:2012年3月26日_記事番号:T00036166
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の中国子会社、富士康国際(FIH)が23日発表した2011年の業績報告によると、売上高は63億5,000万米ドルで前年比4%減少したものの、純利益は7,284万米ドルと、市場予測の2,760万米ドルを大きく上回り、10年の純損失2億1,800万米ドルから黒字転換を果たした。24日付工商時報が報じた。
増益の理由について同紙は、最大顧客である米アップルの「iPhone」と「iPad」の売れ行きが好調だったことを挙げた。また、昨年末に発売された「iPhone 4S」と今月16日に発売された「iPad」の最新機種も、従来機種と機能は大きく変わっていないものの、販売はともに順調で、今後も同社の業績に貢献するとした。
バークレイズ・キャピタル証券のアナリストは同社の今年の見通しについて、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、ノキア、モトローラ、ソニーなどの顧客が、携帯電話製品の主力を第2世代(2G)移動通信から第3世代(3G)へ移行したことで平均単価が大幅に上昇しており、富士康の業績成長をけん引するとみている。
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