ニュース 社会 作成日:2012年3月27日_記事番号:T00036172
財政部財税資料中心の最新統計によると、2010年時点の所得上位層5%と下位層5%の格差は、過去最大だった09年の75倍をさらに上回り93.35倍に拡大した。財政部は、税金を申告する必要がないほどの低所得者や申告対象外の収入を得ている高所得者もいることから、実際の貧富の差はより深刻とみている。27日付自由時報が伝えた。
所得申告があった台湾全土551万世帯のうち、10年の所得上位5%の世帯の年間平均所得は約429万4,000台湾元(約1,200万円)だったのに対し、下位5%層の世帯平均所得は約4万6,000元にすぎなかった。
上位5%と下位5%の格差は、98年の32倍から、08年・65倍、09年・75倍、10年・93倍へと広がり、貧富の格差解消が叫ばれながらも拡大する一方となっている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722