ニュース 商業・サービス 作成日:2012年3月27日_記事番号:T00036179
台北と高雄に店舗展開する統一阪急百貨は26日、第1四半期の売れ行き低迷を受け、母の日セールの前倒しなどで消費喚起に努める方針を明らかにした。27日付経済日報が伝えた。
母の日セールは例年より1週間早い4月5日に開始する。販促費用も5%増額する。業界関係者によると、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)、新光三越も追随する見通しだ。
背景には、1~2月の台湾全土の百貨店売上高が前年同期比2.2%の伸びにとどまったことがある。この伸びも遠東百貨系の台中大遠百、板橋大遠百が開業したことによるもので、既存店ベースでは苦戦した。
統一阪急百貨の王宝銘総経理は「今年はセールシーズンの重視、ブランド売り場の入れ替えという2大戦略を取る」と述べた。春の改装では、37の新ブランドを導入し、売り上げは改装前の売り場に比べ、前年同期比で40%伸びた。中でも台北店では、日本の女性服ブランド「スナイデル」が月間売上高400万台湾元(約1,120万円)を達成する人気となっている。
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