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市販薬値上がり、原油価格上昇で


ニュース 医薬 作成日:2012年3月27日_記事番号:T00036183

市販薬値上がり、原油価格上昇で

 27日付聯合報によると、市販薬・栄養補助食品が最近値上がりしている。業界関係者は、原油価格の高騰による輸送費の上昇が主な要因だと指摘した。

 値上げ幅が最も大きいのはビタミンCサプリメントで、「愛喜C錠」は70台湾元から90元(約250円)に、「喜顔」は250元から350元に値上がりした。台北市のある薬剤師によると、ビタミンCサプリメントはここ数年で何度も値上げが行われている。川上業者は、原料の多くを輸入に頼っていることや、中国で製造しているビタミンCの供給不足が、世界各地の生産ラインに悪影響を及ぼしていると指摘した。

 その他市販薬の値上げは、咳止め薬の「龍角散」が従来の230元から240元に、小児用かぜ薬の「リサール」が130元から140元に、胃腸薬の「若元錠」は30元の値上がりで小瓶が450元、大瓶が850元となっている。