ニュース 電子 作成日:2012年3月27日_記事番号:T00036186
次世代移動通信規格ではLTE(Long Term Evolution)が主流となると見込むネットワーク機器大手、中磊電子(サーコム)は、ホテル、学校、小型商業施設やビルなどを応用範囲とするLTE小型基地局(スモールセル)「FC875U」が、今年夏にも実験ネットワークでのテスト段階に入る見通しだ。27日付蘋果日報が報じた。

サーコムの王煒総経理は、デジタル・コンバージェンス(融合)が主流となる中、70〜80%のユーザーがモバイル機器を自宅やオフィスで使用しており、LTEスモールセルは通信キャリアの基地局設置コストを軽減するほか、第4世代(4G)のネットワークカバー率向上に貢献すると強調した。
同社は現在中国・蘇州工場と竹南工場(苗栗県)で生産能力の拡充を行っており、年内に月産能力が200万台に達する見通しだ。
LTE対応携帯電話出荷量は今年、昨年の10倍に当たる6,700万台が予想されている。また、米ABIリサーチによると、スモールセル小型基地局の出荷台数は2016年に3,600万台に達する見通しだ。
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