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中国が外商投資指導目録を改定、加工貿易を冷遇


ニュース その他分野 作成日:2007年11月8日_記事番号:T00003619

中国が外商投資指導目録を改定、加工貿易を冷遇

 
 中国の国家発展改革委員会は7日、外国企業による投資プロジェクトの指針となる新版の「外商投資産業指導目録」を発表した。中国共産党第17回党大会の決定に基づき、省エネルギー、環境保護、創造性が重視される一方、加工貿易に対する冷遇が目立つ。
 同目録は経済発展の現状に合わせ、2年に1回の割合で改定されており、新版目録は12月1日から適用される。
 
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 8日付経済日報によると、コンサルタント会社、華信企管顧問の袁明仁総経理は、「中国が加工貿易を奨励しない姿勢を非常に明確にしている。増値税還付率は引き下げが避けられない」と述べ、進出台湾企業への影響を懸念した。

 また、新版目録は普通住宅開発を奨励業種から除外。ゴルフ業種を制限業種から禁止業種に変更した。台湾企業は近年、中国の不動産市場に大挙進出しており、影響は避けられないが、新規ゴルフ場の開発制限は既に進出している業者にはメリットとなりそうだ。