ニュース 電子 作成日:2012年3月27日_記事番号:T00036190
今年ウルトラブック(超薄型軽量ノートパソコン)が業界全体で50機種以上発売される見通しとなる中、川上の部品メーカーは、ウルトラブックの売れ行きが予想を下回った場合に予想される在庫過剰を早くも懸念している。27日付電子時報が伝えた。
理由はウルトラブックが薄型を強調する余り、部品の設計が特殊なことにある。従来型のノートPCとは共用できないため、供給過剰が直ちに在庫過剰につながるリスクがある。
ウルトラブックの価格はまだ1,000米ドル前後と割高で、消費者の関心が高い割には売り上げが伸びていないのも事実だ。PCメーカー各社は、楽観的な販売見通しを立てているが、部品メーカーは先行きを懸念している。過去にインテルのコンシューマー向け超低電圧(CULV)プラットフォームを使用した機種が掛け声倒れに終わったことも、部品メーカーの疑いを増幅させている。
部品業者は「顧客の発注量と実際の出荷量、販売量との落差をチェックし、独自に受注見込み量を算出している。また、原材料調達から納品までの時間を短縮し、見込み量に誤差が生じないように配慮している」と説明した。
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