ニュース 電子 作成日:2012年3月27日_記事番号:T00036192
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、液晶テレビの第2四半期世界出荷台数は前期比8%増える予測で、長らく低迷が続いた液晶パネル市場の反転の契機となり、奇美電子(チーメイ・イノルックス)、友達光電(AUO)の出荷向上に貢献する見通しだ。27日付工商時報が伝えた。

ウィッツビューは、中国の労働節(メーデー、5月1日)連休や7月のロンドン五輪に向けた在庫積み増しで、3月の液晶テレビ出荷台数は前月比17%増となり、これに伴い液晶パネルは7%の出荷増となると予測している。
中国テレビ大手6社によるパネル調達計画を基にすると、今年の中国テレビ用パネル市場の通年シェアは、▽奇美電、24%▽LGディスプレイ(LGD)、21%▽AUO、19%▽サムスン電子、18.7%▽中国メーカー合計、17.3%──の予測だ。奇美電は新サイズの出荷が全体の27%を占める見通しだ。
2月の中国市場向けパネル出荷シェアは、奇美電が32%で首位、次いでAUOが22%だった。奇美電が販売している新サイズの39、50インチパネルは中国テレビ大手6社によるパネル調達の6.5%を占め、需給が逼迫(ひっぱく)している。
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