ニュース 電子 作成日:2012年3月27日_記事番号:T00036194
メモリモジュール世界最大手の米キングストン・テクノロジーが、エルピーダメモリ傘下のDRAMメーカー、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)の株式9.317%を、38億4,900万台湾元(約108億円)で力成科技(パワーテック・テクノロジー)から取得した。同社としては初のDRAMメーカーへの出資で、韓国メーカーに対抗する日台米の連合結成の基盤が、より強くなった形だ。27日付経済日報が報じた。

パワーテックは26日、保有していたレックスチップの全株をキングストンに譲渡したことを認めた。キングストンはコメントを控えているが、台湾メーカーが相次いでDRAMから撤退し、韓国メーカーの独占状態となる中、DRAMの安定かつ有利な確保を目指したものとみられる。
キングストンは出資により、エルピーダ、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)に次ぐレックスチップの第3位株主となる。ただ、これまでにエルピーダとパワーチップが担保としてキングストンに差し入れているレックスチップ株を加えると第2位株主となり、董事会で議席を得るものと予想されている。
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