ニュース 金融 作成日:2012年3月28日_記事番号:T00036203
元大証券が宝来証券を4月1日付で合併し、「元大宝来証券」が発足した後、200億台湾元(約560億円)前後の減資を計画していることが分かった。5月にも元大金控と元大宝来証券の董事会で決議される見通しだ。28日付工商時報が伝えた。
持ち株会社の元大金融控股は、両社の合併を機に、傘下の証券会社、投資信託会社、先物会社の資本状況や組織を見直すことにしており、減資計画はその一環となる。減資は株主資本利益率(ROE)の改善につながるほか、元大金控が海外での事業買収資金を確保する上でもプラスとなる。
一方、元大宝来証券は合併後初の董事会を4月2日に開き、董事長は申鼎籛・現元大証券董事長兼元大金控総経理、総経理は林添富・現元大証券総経理が続投し、副董事長に宝来証券の黄古彬董事長が就任する役員人事を決定するもようだ。
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