ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

古雷石化プロジェクト、早期認可を福建省長に要望


ニュース 石油・化学 作成日:2012年3月28日_記事番号:T00036207

古雷石化プロジェクト、早期認可を福建省長に要望

 台湾を訪問中の蘇樹林・中国福建省長は27日、同省古雷半島で複数の台湾系石化メーカーが計画している石化プロジェクトをめぐって、業界代表との座談会に臨んだ。席上、各社は「速やかな認可、着工、タイムリーにビジネスチャンスをつかむことが重要だ」と蘇省長に協力を求めた。28日付経済日報などが伝えた。

 石化業界団体、台湾区石油化学同業公会(石化公会)の陳武雄理事長は、座談会後、「古雷半島への投資は必ず行わなければならず、個人的には実現できるという自信を持っている。政府も反対する理由はない」と述べた上で、「計画は開始から2年がたち、事前準備が始まっている。両岸(中台)の担当部門からの協力も得られており、必ずやり遂げられると確信している」と強調した。

 座談会での蘇省長の反応は報じられていないが、蘇省長は前日、「プロジェクトは既に計画に盛り込まれており、事業化研究と環境影響評価を行った上で、計画が固まることになる」と述べ、第12次5カ年計画(2011〜15年)に沿って、計画を推進する方針を示唆していた。