ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年3月28日_記事番号:T00036211
自動車大手、裕隆集団の厳凱泰執行長(CEO)は27日、今年の台湾自動車市場規模予測を40万台から38万台へと、昨年の37万8,000台とほぼ同水準にまで下方修正した。厳執行長は昨年12月に今年の市場規模を約36万台と予測。その後、裕隆汽車製造の陳国栄総経理が1月の総統選直後に37万8,000台へと上方修正、2月初旬には厳執行長が40万台へとさらに上乗せしていた。28日付工商時報が報じた。
下方修正の理由について厳執行長は、米国の景気回復ペースが鈍いこと、欧州債務問題が依然続いていることを挙げた。
他のメーカーでは最大手の和泰汽車が36万台、台湾本田汽車(ホンダ・タイワン・モーター)が35万台と、いずれも昨年より縮小すると予測している。また、業界関係者によると、1~2月の新車登録台数は前年同期比で11%以上減少しており、和泰汽車の蘇純興総経理は「1~2月の市況からみると今年の市場規模は約32万台ということになり、当社予測の36万台でも相当楽観的だ」との見方だ。
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