ニュース 電子 作成日:2012年3月28日_記事番号:T00036214
スマートフォン大手ブランド、宏達国際電子(HTC)はこのほど、デジタル著作権管理(DRM)技術の米インタートラスト・テクノロジーズの子会社で、グラウドコンピューティングを基にした動画配信プラットフォームを提供する「Sync TV」社の株式20%を取得したと表明した。またHTCはインタートラストから著作権使用を授権することでも契約を結んだ。使用範囲はスマートフォンのほか各種コンシューマ向け電子製品に及ぶ。28日付経済日報が報じた。
Sync TVへの出資額は未公表だが、3億台湾元(約8億4,000万円)を超えない規模とみられる。
業界関係者によると、Sync TVへの出資によりHTCは、オンライン映像プラットフォームを新たに加え、子会社のビーツ・エレクトロニクスを通じて今月取得した音楽プラットフォーム「MOG」と合わせ、クラウドサービスがより充実することになる。
また証券会社は、スマートフォン大手ブランド間の競争は、ハードウエアとコンテンツ著作権の統合に重心が移っており、今回のインタートラストとの提携はHTCにとって長期的にプラス効果をもたらすと指摘した。
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