ニュース 電子 作成日:2012年3月28日_記事番号:T00036215
市場調査機関、ディスプレイサーチによると、液晶パネルの供給が逼迫(ひっぱく)しており、32、39、42、46インチなどテレビ用液晶主力サイズのパネル価格は4月に約3米ドルの上昇が見込まれる。第3四半期に川下メーカーの需要が高まればさらに価格上昇が続くとし、パネル業界が谷底を脱し、台湾メーカーの業績にも恩恵がもたらされる見通しだ。28日付工商時報が報じた。
ディスプレイサーチはパネル供給の逼迫について、パネル業界が昨年末から稼働率を引き下げていることや、新たに導入した酸化物半導体(IGZO)やベゼル(枠)幅の狭い超スリムベゼルパネルなどの量産初期における良品率が低いことなど、供給面での不足が主因と指摘した。
一方で需要面も、中国の労働節(メーデー、5月1日)連休に向けた在庫積み増しや、米市場の回復で1〜2月の出荷量は前年比プラス成長となっており、景気が底を打ち、反発上昇している状況がうかがえる。
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