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メディアテックの11年売上高、業界で世界22位に後退


ニュース 電子 作成日:2012年3月28日_記事番号:T00036221

メディアテックの11年売上高、業界で世界22位に後退

 市場調査機関、アイサプライ(iSuppli)の最新調査によると、世界のICチップサプライヤーの2011年売上高ランキングで、台湾最大手の聯発科技(メディアテック)は前年19位から22位に順位を下げた。メディアテックの通年売上高は前年比16.9%減の29億5,200万米ドルで、台湾メーカーで唯一、上位25位以内に入った。28日付工商時報が報じた。

 首位はインテルで、11年通年の売上高は前年比20.6%増の487億2,100万米ドル。業績が伸びた主な理由は、パソコンのプロセッサーやNAND型フラッシュメモリーが好調だったほか、独インフィニオンの無線事業部の買収とみられ、世界市場におけるシェアは前年の13.1%から15.6%に拡大。01年以来で過去最高となった。2位はサムスン電子で、11年の通年売上高は前年比0.6%増の285億6,300万米ドル、シェアは9.2%。00年の3.9%から順調にシェアを伸ばしている。

 また、11年に売上高を最も伸ばしたのは18位の米オン・セミコンダクターで、前年比49.6%増、次いで6位のクアルコムの同41.6%増だった。