ニュース 政治 作成日:2012年3月29日_記事番号:T00036226
呉伯雄・国民党名誉主席が胡錦濤・中国国家主席に中台関係を「1国2地区」と発言したことに対し、馬英九総統は28日、「1つの中華民国、2つの地区」は中華民国憲法に基づく現状を表したにすぎず、「李登輝元総統、陳水扁前総統の時代から私に至るまで約20年間変わっていない。新しいことではないし、新しい意味を与えたわけでもない」と説明した。29日付聯合報が伝えた。
その上で、「1999年10月22日の報道によれば、黄昆輝・行政院大陸委員会主任委員(現台湾団結聯盟主席)も立法院での質疑で、台湾の中国政策は『1国2地区3段階』で進めると明言している」と指摘した。馬総統は当時、同委員会の副主任委員だった。
なお、「1国2地区」について中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の楊毅報道官は28日、「長期にわたる台湾側の基本的な態度」とのみ答えた。しかし台湾側が「1つの中国」原則を受け入れるのであれば、他のあらゆる問題は話し合いが可能だと重ねて述べた。
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