ニュース その他分野 作成日:2012年3月29日_記事番号:T00036227
宝来証券系のシンクタンク、宝華総合経済研究院は28日、今年の台湾GDP(域内総生産)成長率予測値を3.88%へと、昨年12月時点の3.93%から下方修正した。同研究院は下方修正の理由について、世界の貿易の伸びが鈍化し、台湾の1月の輸出成長が予測値を下回ったことを挙げた。景気は遅くとも第2四半期に底を打つとの見方だ。29日付工商時報などが報じた。

同研究院は今年四半期ごとの成長率について、▽第1四半期、0.85%▽第2四半期、3.16%▽第3四半期、4.62%▽第4四半期、6.62%──と予測した。
梁国源院長は今後の世界経済について、既に好転の兆しがみられ、やや楽観できると語った。ただ、欧州債務問題など先進国の債務残高の対GDP比が高すぎること、中国の経済成長の鈍化などの不安要素に懸念を示した。
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