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体感シアターの智イ、高雄ソフト園区に新拠点


ニュース その他製造 作成日:2012年3月29日_記事番号:T00036237

体感シアターの智イ、高雄ソフト園区に新拠点

 体感型3D(3次元)シアター設備で世界3位以内の智イ資訊科技(イは山の下に威、Brogent Technologies)は、高雄軟体科技園区(高雄ソフトウエア・テクノロジー・パーク)の用地1.85ヘクタールを借り、研究開発(R&D)、テスト、生産の一貫拠点を設置する計画だ。投資額は30億台湾元(約84億円)。経済部の審査を通過した後、6月2日に第1期部分のテストセンターおよび事務所の建設に着手し、年内に完成する予定だ。29日付工商時報が報じた。

 智イ資訊は体感型シアター設備のほか、モバイル機器向けソフトウエア、デジタルコンテンツなどの開発も手がける。同社が今回新たな拠点設置を決めたのは、世界からの受注に既存工場だけでは対応し切れなくなっているためだ。

 また同社が入居することで、イタリア、スイス、米国などの娯楽用設備メーカーの高雄軟体科技園区への進出を呼び込むとされる。経済部加工出口区(輸出加工区)管理処の沈栄津処長は、「智イの進出により国際的な新メディア産業の集積地が形成され、高雄周辺地区に1,000件以上の就業機会を創造する」と期待感を示した。