ニュース 電子 作成日:2012年3月29日_記事番号:T00036241
中華電信は28日、「Hami+」ブランドで個人向けクラウドサービスを展開すると発表した。携帯電話やブロードバンドの既存顧客向けに無料でサービスを行う。29日付工商時報が伝えた。
中華電信の動きは、個人向けクラウドサービスに参入したアップルや華碩電脳(ASUS)に対抗したものだ。中華電信の個人向けクラウドサービスは、無料会員登録すると、2ギガバイト(光インターネット顧客は最大10ギガバイト)のデータ保存などが可能となる。
呂学錦董事長は「分散していたサービスを今後は『Hami+』ブランドのプラットフォームに集約する」と述べた。
張暁東総経理は「中華電信には700万人の契約者がおり、全員が個人向けクラウドサービスを無料で利用できる。年内に1,000万人の顧客獲得は難しいかもしれないが、社としての努力目標だ。個人向けクラウドの商機は将来的に追加する有料サービスにある」と述べ、無料サービスが将来的な有料サービスへの呼び水であることを示唆した。
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