ニュース 電子 作成日:2012年3月29日_記事番号:T00036243
携帯電話受託メーカー、華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)は、中国の聯想集団(レノボ)と海爾集団(ハイアール)からスマートフォンを受注した。華宝通訊は昨年、中国のスマートフォンブランドを専門とする新事業部を立ち上げており、中国ブランドの成長が今後の同社業績に貢献すると見込まれる。29日付経済日報が伝えた。

華宝通訊のレノボ、ハイアールからの受注量はまだ多くないが、今後、ユーザー数の増加に伴い伸びが期待できそうだ。中国スマートフォン市場ではミドル~ローエンド機種に人気があることも華宝通訊に有利に働きそうだ。
ただ華宝通訊は、主要顧客ノキアのマイクロソフトモバイル用OS(基本ソフト)「ウィンドウズフォン7.5(コードネーム:マンゴー)」搭載のローエンド機種、「Limia 610」の受注が3割カットされたと観測されている。このため業界関係者は、華宝通訊の今年の売上高は中国スマートフォンブランドにかかっていると指摘した。
同社の1~2月の売上高は104億9,800万台湾元(約300億円)で、前年同期比5倍と大幅に増加した。第1四半期の売上高は前期比4割増と証券会社は予測している。
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