ニュース 電子 作成日:2012年3月29日_記事番号:T00036247
29日付工商時報によると、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)は、米エヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)から28ナノ製造プロセスによるグラフィックチップの封止・検査を大量に受注したことで、12インチウエハーのバンピングおよびフリップチップ封止・検査ラインがフル稼働となっている。この状況は下半期まで続く見通しだ。
SPILの受注急増について工商時報は、インテルの次世代中央処理装置(CPU)「Ivy Bridge」が間もなく発売を迎え、次世代ウルトラブック(超薄型軽量ノートパソコン)の投入に向け、各メーカーが部品の在庫積み増しを開始しているためと説明。次世代ウルトラブックにはエヌビディアとAMDの28ナノ・グラフィックチップが広く採用される見通しだという。
今後の業績見通しについて外資系証券会社は、▽3月売上高、前月比10%増▽第2四半期、前期比15~20%増▽粗利益率、17~18%──と予測している。なおSPILの林文伯董事長も先ごろの業績説明会で「受注は3月に入り全面回復した」と語っている。
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