ニュース 社会 作成日:2012年3月30日_記事番号:T00036252
内政部の統計によると、台湾における2011年の合計特殊出生率(女性1人が生涯に生む子供の数を示す指標)は1.07で、10年の0.859から大きく上昇した。内政部の張秀鴛児童局長は、11年は中華民国建国100周年であったことや政府が出生率向上に向けて打ち出したさまざまな対策が功を奏したと説明した。30日付中国時報が報じた。

大幅上昇でも出生率は依然低いままだ。地価問題の解決こそがこの問題の鍵だ(29日=中央社)
台湾の出生率は1.23を記録して「超低出生率」国・地域の仲間入りした03年以降も低下が続き、昨年は世界最低となっていた。
張児童局長は、台湾で生まれ年として縁起が良いとされる「辰年」に当たる今年も、1月と2月の出生率は上昇していると指摘。今年の出生数は20万人を超える可能性もあるとの見方を示した。
また、11年は台湾と同様に出生率が低い香港やシンガポールでも出生率が上昇。それぞれの政府が発表した統計によると、香港が1.189、シンガポールが1.20で台湾の「1.07」を上回った。
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