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民進党代理主席が「中国大陸」、交流促進にも理解


ニュース 政治 作成日:2012年3月30日_記事番号:T00036253

民進党代理主席が「中国大陸」、交流促進にも理解

 民進党代理主席の陳菊・高雄市長は29日、市議会での中台関係に関する答弁で、「中国」を表現する際に「中国大陸」という呼称を複数回使った。陳市長は従来たいてい「中国」で、「中国大陸」を使うことはあまりなかったため、微妙な変化がうかがえる。陳市長は同時に、民進党は開放的な態度で中国を理解し、接触を図るべきだと強調した。30日付聯合報が伝えた。

 馬英九総統は昨年、政府の各部・委員会に中国を「中国大陸」または「大陸」と呼ぶように指示するとともに、公文書で「中国」と呼ぶことを禁止した。これに対して民進党は当時、「馬総統は中国国務院の報道官」と批判していた。

 しかし、今月上旬に雲南省で開かれた中台関係のシンポジウムに出席した陳淞山・陳水扁前総統事務所元主任は、「民進党は友好的な態度を示すために『中国大陸』と呼び改めるべきだ」と主張していた。