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田辺三菱製薬、台湾で関節リウマチ治療薬を販売


ニュース 医薬 作成日:2012年3月30日_記事番号:T00036261

田辺三菱製薬、台湾で関節リウマチ治療薬を販売

 田辺三菱製薬は29日、関節リウマチ治療薬「シンポニー(R)皮下注50mgシリンジ」を連結子会社の台田薬品を通じて、3月5日より販売を開始したと発表した。同薬販売により、関節リウマチおよび強直性脊椎炎治療の選択肢が広がる。

 シンポニー(R)は、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の医薬品部門の一社であるヤンセン・バイオテック社が開発した皮下注射タイプのヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤で、関節リウマチなどTNFαが関与している炎症性自己免疫疾患に対する治療薬として開発が進められ、欧米で2009年に承認されて以来、すでに世界50以上の国と地域で承認されている。

 一方、日本では、「既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)」を効能・効果として、同じくJ&Jのグループ企業、ヤンセンファーマ(本社・東京都千代田区、トゥーン・オーヴェルステンズ社長)が11年7月に製造販売承認を取得。同年9月に田辺三菱製薬とヤンセンファーマが共同で発売した。

 なお、台湾ではヤンセン台湾社でも販売を行う予定だ。