ニュース 医薬 作成日:2012年3月30日_記事番号:T00036262
行政院衛生署統計室が29日発表した65歳以上の台湾人の健康保険利用状況によると、65歳以上の人口はここ10年で30%増加した一方、その間、同年齢層にかかる医療費は88%増えており、2010年で約1,700億台湾元(約4,700億円)に上り、医療費全体の34%を占めたことが明らかとなった。高齢者の医療費は一般成人の3~4倍に上るという。30日付聯合報が伝えた。
10年までの10年間に65歳以上が利用した健康保険の回数と医療費では女性が男性を上回った。しかし1回当たりの費用は男性の方が高い。
なお、65歳以上が人口に占める割合は昨年は11%だった。衛生署によると、第一次ベビーブーム世代の高齢化が始まっているため、今後10年間に同年齢層の人口比率は6.2ポイント上がると予測されている。女性の方が男性よりも多いため、医療費は今後さらに増えそうだ。
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