ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年3月30日_記事番号:T00036265
ステンレス最大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)は29日、4月の300系熱延冷延ステンレス価格を台湾域内向けで1トン当たり5,000台湾元(約1万4,000円)、輸出向けで同150~170米ドル引き下げると発表した。400系価格は域内、輸出向けともに据え置く。30日付経済日報が報じた。
YUSCOは値下げについて、欧米の債務危機がいまだ解決せず今後の見通しが不透明なことに加え、中国が経済成長率予測を下方修正したことで、市場の購買意欲が鈍っているためと説明した。
YUSCOを傘下に抱える義聯集団(Eユナイテッド・グループ)が先日、JFEスチールとベトナムで一貫製鉄所「広聯大製鉄所」の共同経営に向け提携覚書(MOU)を交わした。これを受けYUSCO幹部は、今後JFEスチールと中国のステンレス事業でも提携する可能性があると語った。YUSCOの100%子会社、広東聯衆不銹鋼は現在、年産能力が200万トンに上る。
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