ニュース 電子 作成日:2012年3月30日_記事番号:T00036269
プリント基板(PCB)業界9社が生産強化を目的に、これまでに総額150億台湾元(約420億円)を上回る資金調達を行った。業界景気の回復がうかがえる動きだ。30日付経済日報が伝えた。
PCB川上のガラス繊維メーカー、富喬工業(フルテック・ファイバーグラス)は今年、転換社債の発行により7億5,000万元を調達。同業の徳宏工業(グロテック・インダストリアル)も転換社債によって10億元の調達を計画している。両社とも中国・広東省で生産拠点を拡大する計画がある。
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下のPCBメーカー、臻鼎科技控股(ZDT)は、PCB業界では珍しい海外転換社債発行を、2億米ドル規模で行う。資金は生産拡大のための機械設備投資、および銀行融資の返済に充てる。
同社によると、今年は好業績の見通しの下、中国の生産拠点4カ所すべてで生産能力の拡大を図る。また、海外転換社債の発行では、優良外資系パートナーを求めることで知名度向上を狙う考えだ。証券会社は、臻鼎が今年通年で前年比50%の増益が可能と予測している。
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