ニュース 電子 作成日:2012年3月30日_記事番号:T00036272
韓国のLGディスプレイ(LGD)が29日、曲がるプラスチック基板電子ペーパーパネルの量産を世界で初めて開始したと発表した。LGDの動きに対し、電子ペーパー世界最大手、元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)は神経を尖らせている。30日付電子時報が報じた。
LGDの製品は、サイズは6インチで、薄さ0.7ミリ、重さ14グラムという超薄型軽量で、一定角度まで折り曲げることが可能だ。今後は電子書籍端末に応用が見込まれている。
元太が現在生産しているのは、ガラス製電子ペーパーパネルで、同社の劉思誠董事長は最近「フレキシブル電子ペーパーは、折り曲げ実現までまだ距離がある」と出遅れを認めた上で、プラスチック基板電子ペーパーパネルを今年下半期にも発表したいと説明していた。
LGDの攻勢を受け、元太はプラスチック基板電子ペーパーパネルの投入時期を繰り上げることも視野に入れている。
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