ニュース 電子 作成日:2012年3月30日_記事番号:T00036274
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が29日発表した2011年連結売上高は前年比1.33%減の1兆1,097億台湾元(約3兆円)だった。一方、粗利益率は同0.38ポイント上昇して3.83%となり、純利益は同26.39%増の234億9,900万元だった。30日付電子時報などが報じた。

昨年第4四半期の連結売上高は前期比6.02%増の3,004億元、粗利益率は4.57%、純利益は19.9%増の65億元だった。同社は、アマゾン・ドット・コムのタブレット型パソコン「キンドル・ファイア」など、ノートPC以外の製品が成長のけん引役と指摘した。
同社の今年の見通しについて業界では、第1四半期は「キンドル・ファイア」の受注量減少などから粗利益率上昇は難しいものの、今後は「キンドル・ファイア」2代目機種や、アップルのノートPC「マックブック」モデルチェンジの発売が見込まれ、通年では期待が持てるとの見方だ。
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