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台塑鋼鉄の製鉄所、2次環境評価実施へ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2007年11月8日_記事番号:T00003628

台塑鋼鉄の製鉄所、2次環境評価実施へ

 
 行政院環境保護署は7日、環境評価個別案件作業グループの会合を開き、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の台塑鋼鉄が雲林県内で計画中の製鉄所建設計画について、第2段階の環境影響評価を実施すべきとの結論を下した。後日開かれる環境評価大会で正式決定する。同製鉄所をめぐっては、第2段階評価を実施しないとの決定がいったん下されたが、手続き上の問題があったとして見直しが進められていた。8日付経済日報が伝えた。

 同日の会合では、多くの委員から大気汚染や周辺住民の居住環境悪化に対する懸念があり、慎重な評価が必要だとの意見が相次いだ。第2段階評価には全体で半年以上の時間がかかる見通しだ。担当委員から厳しい意見が相次いだことで、環境影響評価をクリアできるかにも暗雲が漂い始め、台塑集団関係者は一様に厳しい表情を浮かべた。

 同署は第2段階評価の実施が正式に決まった段階で、説明会を開き問題点を改めて列挙することにしている。