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元大宝来証券が発足、香港法人も6月に合併


ニュース 金融 作成日:2012年4月2日_記事番号:T00036286

元大宝来証券が発足、香港法人も6月に合併

 元大金融控股傘下の元大証券と宝来証券が4月2日付で合併し、「元大宝来証券」が発足した。資本金は672億台湾元(約1,900億円)、純資産は1,109億元で、業界首位の座を固める。2日付工商時報が伝えた。

 元大金控の申鼎籛董事長は同紙の取材に対し、両社の香港法人が6月1日付で合併することを明らかにした。香港で最大の台湾系証券会社となる。申董事長はまた、今後の合併・買収戦略について、「証券会社の買収よりも、銀行業務の拡充と生命保険への参入が重要だ」と述べ、証券部門以外の強化に取り組む方針を示した。

 元大宝来証券発足に伴う業務再編については、「元大証券と宝来証券の社員や部門の統合は終わった。今後は遊休資産の有効活用を進め、内湖地区と台北都市交通システム(MRT)西門駅前のオフィスを売却または賃貸することを決めた」と説明した。