ニュース 運輸 作成日:2012年4月2日_記事番号:T00036287
台湾高速鉄路(高鉄)は30日、2011年度決算を発表、通年利益が57億8,300万台湾元(約163億円)と、07年の開業以来、5年目にして初めて黒字に転換したことを明らかにした。31日付経済日報が報じた。
11年売上高は、前年比16.65%増の322億3,600万元。同社は、景気回復などにより乗客数が前年比延べ469万人増(12.7%増)の延べ4,163万人へと大幅に拡大したことが主因と説明した。
ただ、高鉄は累積赤字は677億4,500万元に上るため、今年、株主への利益配当は行わない。賈先徳副総経理は、株主への利益還元は累積赤字の解消後になるとの見方を示した。
欧晋徳董事長は、EBITDA(利払い・税・価償前利益)が70%に上ることから、高鉄のコスト管理能力に問題はないとの見方を示した上で、同社による経営期間の延長について交通部と交渉して、永続的な経営環境を整えたいとの考えを示した。
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