ニュース 石油・化学 作成日:2012年4月2日_記事番号:T00036292
昭和電工(本社・東京都港区、市川秀夫社長)傘下のナフサ分解プラントでこのほど、冷却工程の設備に不具合が見つかり、5月まで生産がストップする見通しとなったことを受け、プロピレンとエチレンの取引価格がアジアで上昇している。プロピレンは現在、韓国貿易商のFOB(本船渡し条件)価格で1トン当たり1,460米ドルと、直近1週間で96米ドルの上昇、エチレンは同1,360米ドルで同25米ドルの値上がりとなっている。1日付経済日報が報じた。
不具合の見つかった昭和電工のプラントは、プロピレン年産能力が42万5,000トン、エチレンは69万5,000トンと大規模なため、市場への影響も大きいものとなる。同プラントは3月10日から年次保守を実施しており、問題がなければ同月30日に終了・再稼働を予定していた。
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