ニュース 電子 作成日:2012年4月2日_記事番号:T00036299
ノートパソコン受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が30日発表した2011年の決算報告によると、連結売上高は前年比22%減の6,931億2,700万台湾元(約2兆円)、純利益は前年比53%減の110億1,500万元だった。31日付工商時報などが報じた。
昨年の業績不調の主因は最大顧客の宏碁(エイサー)の不振で、コンパルのノートPC出荷台数は前年比15%減の4,050万台に落ち込んだ。証券会社は、エイサーに回復の兆しがみられるため、コンパルの第1四半期出荷は前期比1割以内の減少に収まるとみている。また、デル、聯想集団(レノボ)からの受注拡大、華碩電脳(ASUS)のウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)「ZENBOOK」後続機種やサムスン電子からの新規受注などで、12年のノートPC出荷台数は前年比15%増の4,600万台に達すると証券会社は予測している。
一方、エイサーの昨年連結売上高は、前年比24%減の4,753億4,200万元。純損失は66億200万元で、過去10年で最悪だった。
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