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ハーバーテックが独で一審敗訴、日亜化との特許訴訟


ニュース 電子 作成日:2012年4月2日_記事番号:T00036300

ハーバーテックが独で一審敗訴、日亜化との特許訴訟

 発光ダイオード(LED)パッケージングの宏斉科技(ハーバーテック)の製品が、日亜化学がドイツ市場に供給する蛍光剤4項目の特許を侵害したとして同国で提訴していた訴訟で、デュッセルドルフ地裁は29日、日亜化学の訴えを認める原告勝訴の判決を下した。31日付工商時報が報じた。

 敗訴についてハーバーテックは、「判決内容が分からないため、上訴するかどうかはまだ決められない」とコメントした。また、特許侵害を認定された製品は売上高に占める割合が低く、業務に与える影響は小さいと説明した。

 ハーバーテックの今年2月の売上高は前月比13.88%増の2億4,500万台湾元(約6億9,000万円)。バックライト向けの需要回復によるもので、下半期は照明の需要が期待できるため、今年は四半期ごとの業績成長が期待できると同社は説明している。なお、昨年通年の純利益は前年比75.56%減の5,416万元だった。