ニュース 電子 作成日:2012年4月2日_記事番号:T00036302
液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が30日、2011年の決算報告を行い、売上高は5,100億8,100万台湾元と過去最高を更新したものの、純損失は647億6,100万元(約1,800億円)に上った。友達光電(AUO)も614億元の赤字を出しており、中華映管(CPT)、瀚宇彩晶(ハンスター)を加えた台湾パネル4社の純損失は1,461億元に達し、1日平均4億元もの赤字を計上した計算となる。31日付工商時報が伝えた。

奇美電の昨年第4四半期の純損失額は200億元を超えた。反トラスト法(独占禁止法)違反の罰金準備20億元余りなど特別損失30億元計上のほか、陳彦松財務長によると、パネル価格下落、および設備稼働率が7割と低かったことが響いた。
しかし、1~2月の売上高からは出荷成長がうかがえ、今年は四半期ごとに増収を達成できるとみている。
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