ニュース 電子 作成日:2012年4月2日_記事番号:T00036303
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界最大手、日月光半導体製造(ASE)は30日、高雄市の楠梓加工出口区(輸出加工区)第2園区で、新工場2棟および研究開発(R&D)センタービル1棟の着工式を行った。投資額は282億台湾元(約790億円)、敷地面積は2.2ヘクタール、稼働は2016年の予定だ。31日付工商時報が報じた。

同社は、スマートフォン、タブレット型パソコン、スマートテレビ、ゲーム機などの情報通信機器の需要増、および各IDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)の外部委託拡大に対応するため、今回の建設を決めた。
稼働後、同社の年間売上高は現在の930億元から1,290億元に、世界シェアは16.5%から25%に拡大する見込みだ。
羅瑞栄・同社総経理は、「世界展開を拡大していくと同時に台湾にしっかり根を下ろす。今後は張虔生董事長の指示通り、毎年1棟ペースで新工場を建設し、従業員も毎年新たに3,000~4,000人雇用する」と述べた。工場は今後5年間で6棟を追加したい考えだ。
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