ニュース その他分野 作成日:2012年4月3日_記事番号:T00036310
台湾の主要な10の企業グループのうち、昨年増益を記録したのは自動車大手の裕隆集団のみであることが、台新証券投資顧問のまとめで分かった。統一企業集団(ユニ・プレジデント)は13.3%の減益、台塑集団(台湾プラスチックグループ)に至っては61.7%の減益で、聯華電子(UMC)集団、鴻海科技集団(フォックスコン)、金仁宝集団も46〜63%の減益と、ハイテク大企業グループも振るわなかった。3日付工商時報が報じた。

裕隆集団は、傘下の裕隆日産汽車が、自動車販売台数を前年比で15.5%伸ばし、また、中国・東風汽車集団との合弁会社、東風日産乗用車の好業績を受けて、通年で32.8%の増益を達成した。これにより、裕隆集団の昨年の純利益は前年比5.91%増の104億3,600万台湾元(約901億円)となった。
呉火生・台新投資顧問董事長は、昨年は全体として従来型産業の業績の方が電子産業よりもましだったとの見方を示した。
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