ニュース 運輸 作成日:2012年4月3日_記事番号:T00036314
トラック輸送業者で構成する全国汽車貨運商業同業公会の陳進丁元理事長は2日、燃料価格の高騰を受け、各社が近く運賃を20%値上げする意向を固めたことを明らかにした。3日付聯合報が伝えた。
陳元理事長によると、台湾のトラック業者の粗利益率は3〜5%だったが、ガソリン・ディーゼル油価格が10%値上げされたことで、このままでは赤字が出ると説明。「運賃値上げはやむを得ない状況だ」と理解を求めた。
業界内では20%の運賃値上げに踏み切る基本方針が固まっているが、陳元理事長は「実際の値上げ幅は、協議の上で決定する」と説明した。台北〜高雄の往復運賃は現在の1万1,000台湾元(約3万円)が1万3,000元に値上げされる見通しだ。
トラック運賃の値上げで、中南部産の野菜、果物、肉類、魚類の値上がりが予想される。このほか、食品メーカーの維義事業は、サラダ油価格の値上げを10日までに発表する方針だ。
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