ニュース その他製造 作成日:2012年4月3日_記事番号:T00036318
太陽電池大手、益通光能科技(イートン・ソーラーテック)が4月より無給休暇の実施を停止した。同社幹部は「春節(旧正月)前に比べて受注量が増えたことに加え、春節前後に従業員の離職もあったことなどから、無給休暇を実施する必要がなくなった」と説明した。3日付蘋果日報が報じた。
イートンの2月売上高は前月比42.73%増の1億2,300万台湾元(約2億8,000万円)。3月も引き続き増収を記録したとみられる。
ただ、市場調査会社「Solarbuzz」のアナリスト、マイケル・バーカー氏は太陽電池業界の動向について、第1四半期はドイツの太陽光発電に対する補助金削減を前にした駆け込み需要で世界的に需要が増加したが、4月からドイツの補助金削減政策が施行されるほか、イタリアなど各国が緊縮財政を実施しているため、下半期は欧州からの受注が上半期に比べ27%縮小すると指摘。今年通年の太陽電池・モジュール出荷成長率は前年比17ポイント低下の23%と予測した。
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