ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年4月3日_記事番号:T00036320
鉄筋大手の豊興鋼鉄は、鉄スクラップの国際相場上昇を受け、鉄スクラップ買取価格を1トン当たり200台湾元(約560円)、鉄筋価格と形鋼価格を同300元引き上げた。3日付蘋果日報が報じた。
新価格は、▽鉄スクラップ買取価格、1トン当たり1万3,000元▽鉄筋、同2万1,200元▽形鋼、同2万2,600元──。
鉄スクラップの国際相場上昇に加え、5月からは工業用電気料金が3割値上がりするとの観測も出ており、この場合、1トン当たりの製鋼コストは400元の上昇が見込まれている。同社は、電炉メーカーにとって電気料金がコストに占める割合は全体の約5%、鉄スクラップは同6~7割と指摘しつつ、「電気料金値上げとなれば生産コストに確実に影響は出るものの、値上げ案は確定していないため、どれくらいの影響になるのかは何ともいえない」と語った。
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