ニュース 石油・化学 作成日:2012年4月3日_記事番号:T00036321
プラスチック包装材料大手の炎洲は傘下のビニールテープ大手、亜洲化学(エーケム・テクノロジー)と共同で計20億台湾元(約56億円)を投じ、中国・江蘇省に新たな生産拠点を設置する。面積は200ムー(ムーは約6.7ヘクタール)で、運営する新会社名は「万洲石化(江蘇)」、出資額は炎洲が4,900万米ドル、亜洲化学が2,000万米ドル。3日付工商時報が伝えた。
炎洲集団は包装材専門店「包大師」の販売拠点が中台で昨年計20店に達し、売上高は2億元に上った。今年は上半期中に30店に増やし、通年での売上高は前年比50%増の3億元を見込む。
亜洲化学はポリ塩化ビニル(PVC)テープ生産ライン(年産能力700万平方メートル)1本を備える広東省東莞工場を拡張する計画がある。新たに約100ムーの用地を購入しており、PVCテープの年産能力をさらに350万平方メートル増強する予定だ。
また炎洲集団は今後、子会社の分業化を進める。川上は原料生産、川中は加工製造、川下は販売とした垂直統合を通じ、グループ内資源の有効活用およびコスト低減を図り、さらなる発展を目指す。
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