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3月新車販売、ガソリン高騰で急ブレーキ【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年4月3日_記事番号:T00036323

3月新車販売、ガソリン高騰で急ブレーキ【表】

 交通部数拠所の統計によると、3月の新車登録台数は前年同月比7.1%減の3万2,981台だった。1~20日統計では同1.3%増だったが、ガソリン値上げで購買意欲に急ブレーキがかかったとみられる。「カムリハイブリッド」の納車待ちが1,000台以上に上り、供給できなかったことも響いた。トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は、長期的には小型車やエコカーが市場の主流になるとの見方を示した。3日付工商時報などが伝えた。

 登録台数トップは和泰汽車で、前年同月比8.1%減の1万722台(シェア32.5%)だった。次いで中華汽車工業(チャイナ・モーター)が同3.1%減の4,713台(シェア14.3%)、裕隆日産汽車が同0.2%減の3,832台(シェア11.6%)だった。

 一方で、2番手グループの健闘が目立った。5位のフォルクスワーゲン(VW)は3月に入って輸入車が相次いで台湾に届き同70.8%増。6位の三陽工業(SYM)は中華電信からの大口受注で同11.2%増。台湾ホンダは、タイ大洪水による部品供給不足で稼働を停止していた屏東工場が再開し、7位浮上を果たした。