ニュース 電子 作成日:2012年4月3日_記事番号:T00036325
液晶パネル、タッチパネル大手の勝華科技(ウィンテック)が2日発表した3月連結売上高は、前月比11.37%増、前年同月比25.54%増の104億9,200万台湾元(約290億円)で、過去最高だった。米アップルのタブレット型パソコン新製品「iPad」向けなど中型タッチパネル出荷が月200万枚に達したことが貢献した。3日付工商時報が報じた。
観測によると、アップルの「iPad2」「iPad」タッチパネル発注は第1四半期1,000万~1,300万枚で、ウィンテックがその半数を受注し、宸鴻集団(TPKホールディング)を上回った。
ウィンテックの第1四半期連結売上高は前期比11.5%増、前年同期比35.64%増の287億9,900万元だった。設備稼働率の上昇や製品構成の改善で、粗利益率が前期のマイナス4.9%からプラスに転じたようだ。
第2四半期も引き続きタブレットPC向け出荷増が見込まれるほか、ガラス1枚構造の「ATT」技術タッチパネルを採用した顧客の新機種発売に向け出荷が伸び、業績成長が期待できそうだ。
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